武藏均氏 黄綬褒章受章祝賀会
武藏均氏 黄綬褒章受章祝賀会が、令和6年11月4日(月)午後2時よりホテルニューオータニ幕張にて全国から多くの皆さんにご出席いただき開催されました。
祝賀会の司会は元NHKアナウンサーの宮川泰夫氏が務め、武藏均氏の登場が盛大な拍手で迎えられました。
開会の言葉を御簾納功一氏、続いて発起人である増田稔千葉県理容生活衛生同業組合理事長、武藏均氏の師匠である本田誠一全理連中央講師会名誉講師、御簾納功一船橋支部副支部長、花岡康優千葉県講師会会長、木下裕章全理連講師会幹事長、遠藤正弘早苗会本部会長、花島和久全理連中央講師千葉県会幹事、永島富士男千葉早苗会副会長が紹介され、発起人代表として増田稔理事長が挨拶されました。
来賓祝辞では初めに熊谷俊人千葉県知事からのメッセージが披露され、続いて来賓を代表して松戸徹船橋市長、臼井正一参議院議員、船津博司全理連教育委員長、遠藤正弘早苗会本部会長からお祝いのお言葉をいただきました。
武藏均氏のお礼の挨拶では、まず令和6年春に黄綬褒章を受賞できたことへの感謝と喜びを述べ「この度の受賞は身に余る光栄で、こうして祝賀会を開いていただき、多くの方が集まってくださったことに感謝します。」と会場の参列者に感謝を伝えました。
また、5月14日に厚生労働大臣より伝達を受け、皇居で天皇陛下のお言葉をいただいたことについて「とても感激したことはもちろん財産となりました。」とその経験の深い感動を語り「これもひとえに全理連大森理事長、そして増田理事長、また早苗会会員皆様のおかげと心より感謝申し上げます。」と周囲への感謝の気持ちを改めて示しました。
次に、自身の理容師としての歩みを振り返りながら、成長の過程で支えとなった恩師や仲間たちに触れました。「人が喜びお客様が喜ぶ、そのことを第一目標としたこの素晴らしい理容業に従事し、沢山の方々に出会えました。」と語り、長年支えてくれた人々に感謝を述べました。高校時代に指導してくれた柴田先生や甲子園を目指した仲間、理容師としての基礎を築く手助けをしてくれた中央校今井先生、師匠の本田先生など、それぞれへの感謝の言葉を述べ、多くの人の支えがなければ現在の自分はなかったと強調しました。
さらに、父親の事故で修行半ばで実家に戻る苦しい時期にも言及し、「夢を諦めかけたこともあった。」と振り返りましたが、その時に千葉早苗会の仲間や故・星野先生と出会えたことが大きな励みとなったと述べました。「星野先生から『全理連中央講師になりなさい』とそれは私の夢とも重なり努力を続けました。」と恩師に導かれながら目標を見出し、その期待に応えようと頑張ってきた若い頃の自分に触れました。
また、長年家庭を支えてくれた妻・厚子さんへの感謝の思いも述べ、「この人との出会いがなければ、今この場に立ってはいない。」と語りさらに、一緒に働く息子達にも触れ、親子共々まだ未熟ですがこの栄誉に恥じぬよう頑張っていくと決意を示し、最後に参列者への感謝と今後の支援をお願いして締めくくりました。
祝宴では師匠の本田誠一氏の乾杯の発声により始まり、武藏均氏の地元である船橋市の有志の方々によるジャズや太鼓の演奏が披露されました。続いて関係者から沢山の花束が送られ記念撮影が行われました。武藏均氏の業績や家族との絆、仲間たちとの歩みを振り返る映像がスクリーンに映し出され、会場は感動の雰囲気に包まれ祝賀会は幕を閉じました。(取材 舘野)