九州ブロック会議
11月6日、季節外れの暑さだった日、九州ブロック会議が大分県で行なわれました。
テーマは「コロナ禍からの営業回復」という何とも難しいテーマ。コロナから4年、各サロンがどのような対策をして乗り越えたのか
またこれからどういうのがスタンダードになるのか、話し合ってきました。
青年部では消毒・換気はどのサロンも当たり前、密にならないように予約を取り入れるなど、様々な意見が出ました。しかし、予約を取り入れて仕事が回らなくなったと言う意見もありました。また、営業形態の見直し、料金の改定、働き方改革に手を付ける方もいてピンチをチャンスに変えようとする方もいて参考になりました。
コロナは現在進行形、薬がない限り、シンプルに感染症対策をしっかり行なうしかないと思います。「まだやってるの?」とお客様から言われるかもしれませんが
そこは緩めることなく、お客様の安全を守るという意味でも続けるしかないですね。
女性部では佐賀県で行なわれた「理容活性化イベント」で披露したメンズメイクが好評で、自身のサロンでもお願いされたという報告があり、イベントとしては大成功、女性理容師活躍メニュー促進としても大成功、男性がメイクする時代にとても良いイベントだったそうです。
「シェービングをすればもっとキレイに化粧が出来る」ここに新しいメニュー提案を見つけたようでした。
また、福岡県では、「ヨカダン」というお祭りをテーマにしたヘアーカタログを作成、クラウドファンディングで出資をしてもらうなど、作るからにはいい物をという気持ちを感じる一冊でした。
ヘアーカタログに続き今回は、オリジナルワックスやコームで、ここでしか買えないオリジナリティを出していき、営業回復につなげていこうと計画だそうです。
ラベルは自身のサロンのデザインが使えたり、デザインを作れない人は得意な人に頼んで、サロンのイメージを伝えて作成してもらう。
そこは業者ではなく、同じ理容師で得意な人に頼んでコストを出来るだけかけない。ただしデザイン作成者に丸投げしない、負担にならないように努力するところは努力すると決めて、自身で作ったという達成感を出し、商品に愛着心を植え付けるなど、どんな世代でも取り組める仕組みになっていました。
しかし、組合には事業部があるところがあるので、そこの整髪料が売れなくなるなど色々な問題を乗り越えなければならないのが、組合の名前を使うための課題だそうです。他にも佐賀県、沖縄県などが動き出しているので、九州は熱いですね。
余談ですが、大分県では、障害者を支援しているところがインフラ整備に力を入れているようで、とても道路がキレイでした。朝、大分駅周辺をランニングして、
バリアフリーの歩道を感じてきました。歩道が広く、とても気持ち良く走れました。さすが車いすマラソンが開催されるだけはありました。
全国青年部の執行部としての活動はこれで終了です。副代表で2年、代表で1年、相談役で1年、計4年間活動させていただきました。全国の理容師さんと意見交換をし、様々な刺激を受け、とても勉強になりました。ブロック会議に参加したら記事を出し、少しでも皆さんに伝わればいいなとつたない文章で提出をさせていただきました。青年部女性部って頑張ってるなと感じていただけたら幸いです。ありがとうございました。
さぁ、来年3月の会議で任期満了だ!!