2023年 年頭所感 両立に向かう
千葉県理容生活衛生同業組合 理事長 増田 稔
新年あけましておめでとうございます。
令和に変わり、早くも5年目を迎えます。平素は、県組合活動に深いご理解とご協力をいただき、感謝を申し上げます。
昨年、ロシアのウクライナ侵攻を契機とした、原油高、円安、物価高、景気の悪化等、世界的な経済問題が起こっております。理容業界はじめ、他の生活衛生関係業界全体も、消費の低迷とコロナの影響で一層厳しさを増しております。
長引くコロナ禍において、皆様には、行動の制限や、周囲に注意を払うコロナ対策のご協力を頂いておりますことに、感謝を申し上げます。対コロナで皆様には好きな事、楽しい事が出来ずに我慢して頂いております。今後更に感染拡大の波もあると予想されておりますが、引き続き気を緩めることなく対応をよろしくお願い致します。このように危機感をもって対策を取りながらも、今年は一方で、政府の言う、経済と対コロナの両立を図っていく考えの基、私達の組合も、今年度は、事業計画の中で、中止あるいは延期の行事や、イベント等について、しっかりと判断をしたうえで、可能な限り前向きに臨みたいと思います。例えば、感染予防対策を取っての会議や集まり。「ボランティア活動」の再開、「体験課外学習」の再開、難しいところで、脱プラ、脱炭素、SDGs(持続可能な開発目標)等への協力等々があげられます。いずれに致しましても、世の中に、社会に、「理容組合は頑張っているぞ」と発し、「経済とコロナの両立」の基、元気に参りたいと思います。
そして今後、増々、デジタル化・ICT化に向かう中、例えばオンラインでの情報交換。SNS(例・自店舗紹介等)の利用等の、変化を受け入れる必要性、対応、やるという行動(アクション)、が求められます。
昨年10月に、3年ぶりに第74回全国理容競技大会・理容2022メッセージ大会が、秋田県立武道館において、コロナ感染防止対策を講じながら、有観客にて開催致しました。千葉県からは第一部門から第三部門に5名の選手と、理容2022メッセージ大会の出場選手が、各々好成績を残しております。又、大会関係者の努力と協力により、コロナ感染者の発生もなく無事に終えました。
景気回復に向かって、全理連で国の補正予算を活用した生活衛生関係営業業績回復支援事業「理容サロンへ行こう!GOTOバーバーキャンペーン」を実施しました。このキャンペーンに千葉県組合も相乗りで実行致しました。少しでも景気への刺激と、話題になればと思っております。
県組合財政状況については、経費削減に努め、順調に推移しております。テナントも2先で昨年と同様です。事務局も安定しております。
その他、後継者不足の問題、組合員減少の問題等々、問題は山積しておりますが、皆様のご協力とお知恵を仰ぎながら、役員一丸となって組合運営に努めます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和5年、コロナの終息と、皆様のご活躍、ご発展を祈念申し上げ、年頭の挨拶と致します。