千葉県理容生活衛生同業組合

木更津支部 フローレザー講習

木更津支部 フローレザー講習

令和5年2月13日(月)に香取支部の先生方によるフローレザー講習を開催致しました。 当日は雨の降る足元の悪い中、先生方には遠い所本当にありがとうございました。

香取支部長の高須先生により、プロジェクターでフローレザーの構造や運行の仕方を詳しく説明して頂き、実際に普通の1枚歯とフローの当たりを参加者の腕で体感致しました。
フローレザーのガードにより設置面積が増え、刃が肌に当たる感触が柔らかく、添え手で肌を張らなくても剃りやすく、安全に施術ができるレザーだと感じました。

掛巣先生のメンズシェービングは、ちょっと難しい髭のモデルでしたがきれいに深剃りし、シェービングローションの効果で肌も荒れずに、フローレザーの実力に参加者全員びっくりしていました。 ガードバーの角度を保つ事によりにより、小鼻の周りや鼻の穴の中(!)も綺麗に剃られていて、男性のシェービングで料金をしっかりと頂ける仕事とは何か、という事を考えるきっかけになった参加者もいました。

大平先生のレディースシェービングでは、ゆっくりと丁寧にシェービングの心地良さをお客様に伝える事が大切だと実感致しました。 理容師のみが扱える施術【剃刀】での剃毛が一般的に認知されている昨今、シェービングに特化したサロン展開も業界の活性化に繋がる事を参加者全員が理解できました。

講習では、フローレザーに合わせて開発された新しいシェービングクリームが披露されました。技術者の長年にわたり作り上げたデータをもとに作られた、 『フローシェーブクリーム』
この商品は、肌の保護とピーリング効果の質を高め、肌に優しい逆剃りを実現しレディースでは、仕上がりの肌に大きな違いをみせますよ。フローレザーと合わせて使ってみたいですね。

コロナにより3年ぶりの支部講習で、当初の予定ほど参加者が伸びずに少し残念な気持ちはありますが、この春からの感染症2類から5類への移行を踏まえ、支部の方々に組合活動に興味を持って頂ける、理容業の魅力を再認識し、理容師としての生き方が魅力のある、将来に繋がる業種になる様な活動を続けていきたいと感じます。

香取支部の先生方、参加した皆様、本当にありがとうございました。

(木更津支部 情宣部 高坂尚宏)