千葉県理容生活衛生同業組合

青年部女性部×講師会クオリティアップセミナー オリンピックの選手村に行ってきた!~世界が誇る日本の理容技術・おもてなしで支えた日本理容師クルーたち~

12月6日(月)14時より、全理連中央講師飛田恭志氏をお招きし、オンラインによるクオリティーアップセミナーが開催されました。飛田講師は、2020東京オリンピック選手村に、理容サロンを招致された立役者で、オリンピック・パラリンピック開催前から選手村に入り、全てにわたり携わってこられたそうです。
前半はその表舞台から裏事情まで、ここだけのハナシと、そして日本の理容の凄さをお話して下さいました。

 

 

 

オリパラに出場したアスリートからは多くの学びがあり、身体に障害がある上に過酷なトレーニングを課せるパラリンピック選手に、「なぜそんなに頑張れるのか」と感じたそうです。その問いにアスリートたちは、「好きだからしょうがない」と。その真っ直ぐな答えから、障害は壁では無い、自分自身と闘う、諦めず向き合うスピリッツに、人間の1番大切なものを教えられたような気がしました。

 

 

 

 

 

 

 

たくさんの選手村での写真の中に、千葉県からボランティアに参加された全理連中央講師の武蔵先生、花島先生、島田先生のお姿も、日本のメダリストや異国のアスリートたちと共に映しだされていました。
セミナー中、武蔵先生も出演され、選手村でのボランティアのエピソードを聞かせていただきました。首から下げられていたクルーパスボートには、様々な国のアスリートたちから贈られたピンバッジが並び、日本の理容技術が歴史的瞬間に携わっていたんだという事を感じさせて位いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後半は、選手村でのオーダーが多かったフェードスタイルの実技講習をしていただきました。カットをしているその間も裏話エピソード、さらに、オリパラボランティアに参加する意義をお話して下さいました。

オンラインで見ていた方からは、手元をしっかり写してくれたので、バリカンの入れ方、ぼかし方などが、よく見えてすごく勉強になった、自宅でいながらにして世界レベルの仕事が見れてとても士気が上がった、選手村でのエピソードはお客様との会話の架け橋になりそう、などの嬉しい報告がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

選手村の中でも「理容サロン」の技術、サービスは、ひときわ高く評価され、日本の理容技術は世界トップクラスである事を実感されたそうです。そのクオリティの高さを組合員の皆さまに誇りに思っていただきたい、そして各サロンから一般消費者に届くものだと思っています、と最後まで熱量の高いお話を届けてくださいました。

講師会の先生方にも多大な協力をいただき配信を行い、初めてのオンラインセミナーを無事終える事が出来ました。
今後もコロナ禍の状況により、オンラインセミナーの開催も多くなると思います。
自宅で安全に受講できるオンラインセミナー、まだよくわからない、システムを知りたいという組合員の方がおりましたら、事務局までお問い合わせ下さい。

 

女性部副部長 高木憲子