千葉県理容生活衛生同業組合

2021年 年頭所感

2021年 年頭所感
千葉県理容生活衛生同業組合理事長 増田稔
コロナに耐え抜く
皆様、新年あけましておめでとうございます。
平素は千葉県理容組合の事業にご協力を賜りまして感謝を申し上げます。
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大で世界中がパンデミックになり、私も初めて耳にするロックダウンが一部で行われました。
コロナの恐ろしさは経済崩壊、医療崩壊におよんでおり、恐怖と不安を抱いておりますのは皆さんも同じだと思います。今は世界中の人々がコロナの問題解決を最優先に取り組んでいます。
厚生労働省補助事業の全国生活衛生営業指導センターがすすめる「生衛業営業支援・ガイドライン順守(緑色)、OKマーク交付」や、例年の「全国衛生順守運動」としての県理容会館で行った「新型コロナガイドラインセミナー」のDVD鑑賞と配布、千葉県庁の講師によるセミナーの開催。そして、店舗等においてはコロナの感染拡大に対処して、消毒・マスク着用・換気・ソーシャルディスタンス等を守ると共に、あらゆる方面からのコロナへの対応ポスターを幾度となく掲示していただき、注意喚起にご協力を頂いております。
影響を受け延期となった東京オリンピック・パラリンピックは、本年開催予定です。同じく中止となった全国理容競技大会は、9月に世界理美容技術選手権大会と同時に、第73回が横浜で開催予定となっております。その時までにコロナが収束し、経済回復と繋がるように祈るばかりです。
現在県組合では、事業や様々な会議を縮小して運営しておりますが、必要な部門や課題については平常通り取り組んでおります。一昨年は台風15号で多くの被害を受けました。昨年はコロナ問題でございます。こうした状況をご賢察賜りまして、現状は出来得る限りの運営をしているところでございます。
早くも半期を過ぎ、令和2年度の上半期決算報告のご承認も頂きました。お陰さまで今年度も黒字にて推移出来そうであります。組合員の皆様の、深いご理解とご協力に感謝申し上げますと共に、厚く御礼申し上げます。
私たち理容もコロナ禍の中、大変厳しい営業を強いられておりますが、感染に怯えながらも、お客様への安心・安全の為に、又、自身の生活とお店を守る為にコロナの問題に頑張って対処、取り組んで頂いている訳であります。今後は、新しい生活様式(ニューノーマル)や「働き方」を取り入れながら、創意工夫をして考えや方法等の意見を出しあうことも必要な事だと思います。「ウィズコロナ」の時代、今こそ組合員同士しっかりと手を組んでコロナに負けずに『うつらない、うつさない』を、モットーに頑張りましょう。
むすびに、理容が見直されている今、アフターコロナは業界の発展に希望を託しまして、役員一同『次の世代に繋げる組合に』を掲げ、業務に精励することをお誓い申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
千葉県理容組合 https://hair-chiba.or.jp/