千葉県理容生活衛生同業組合

青年部女性部合同研修会

9月28日(月)千葉理容会館5Fにて、全理連中央講師の加藤吉弥先生をお招きして、青年部女性部合同研修会が行われました。
講習は「理容という商品力を考える」をテーマに、理容というブランド力をどのようにこれから有効的に出来るかをお話ししていただきました。
 加藤先生は、リクルートに就職しカットモデルとして通っていたサロンで、商売としての理容という素材の奥深さに魅力を感じ、理容師に転職されたそうです。
現在はリクルート時代に培った考え方や発想などで、都内に4店舗のサロンをその土地に合わせた指向で躍進を遂げています。
 講習の中でも商品力に重点を置き、ミッション・ポジショニング・プチブランディングと3つの段階に分け、理容業を商品化するために必要だというのを、CMや偉人の名言を
用いてわかりやすく説明していただきました。

自分のサロンがお客様に何を伝えたいのか何を売りにしているのかを明確にすることによって出来る使命=ミッション
理容という市場でまたは地域における存在位置・サロンのコンセプト=ポジショニング
サロンやサービスを選ばれるから選ばせるための価値を作る=プチブランディング
この3つを設定することによって、誰に向かって発信するか何を求められているのかを自分よがりではない、お客様に喜ばれるサロンを作っていけるのではないでしょうか。

後半はナインマイスターである加藤先生が9マス法を使い、レディースシェービングの落とし込み例を挙げ、受講者全員で「理想の理容師」を9マス用紙に考えを書き込みました
そして最後は関東甲信越青年部女性部のメインテーマの「クオリティ&ビジュアル」(理容師として、質を高めること。全てにおいて若い人の見本となるような理容師を目指す自らの感性を高め、知識を深め社会に貢献していく)について、ディスカッション形式でグループごとに話し合いをしました。

100人近い参加者で、加藤先生も「千葉の受講者の皆さんのやる気が、目の輝きから伝わってきました。とても士気が高く素晴らしいです」と嬉しい言葉をいただきました。